記録がつながると、支援がつながる。日々のケアの記録を安全に共有し、ご本人を支えるすべての人が同じ情報を見ながら連携できるしくみをつくっています。
ISSUE|なぜ必要か
重度の障害や医療的ケアのある方の暮らしには、病院、訪問看護、ヘルパー、学校、行政など多くの支援者が関わります。しかしそれぞれの記録は別々に管理され、つながっていません。
新しい支援者や医療機関に出会うたび、これまでの経過や注意点を一から説明しなければならず、大きな負担になっています。
担当者の交代や事業所の変更で、長年の工夫やその方ならではのケアのコツが引き継がれず、支援の質が揺らぎます。
体調の急変時や災害時、医療的ケアの内容や日頃の状態がすぐに確認できず、適切な対応の妨げになることがあります。
SYSTEM|しくみ
当法人のICT支援システムは、次のような記録を一人ひとりについて体系的に蓄積し、ご本人・ご家族の同意のもとで関係機関と共有します。
情報はご本人・ご家族の同意を起点に、支援に関わる機関へ「必要な範囲だけ」共有されます。誰がどの情報を見られるかはアクセス権限で細かく管理し、閲覧・更新の記録も残ります。
VALUE|記録が生む3つの価値
ご家族や支援者が日々の忙しさの中でも無理なく続けられるよう、入力の手間を抑えた記録のかたちを追求します。蓄積された記録は、その方の暮らしの確かな歴史になります。
支援者が替わっても、入院しても、進学しても。同じ記録をチーム全体で見られることで、説明のやり直しや引き継ぎ漏れを減らし、切れ目のない支援を実現します。緊急時にも、日頃の状態とケアの内容をすぐに確認できます。
蓄積された記録は、支援計画の改善に活かされるだけでなく、ご同意をいただいた範囲で統計的に分析し、支援技術の標準化、研究、政策提言にもつなげます。一人の記録が、同じ立場の多くの方の暮らしをよくする力になります。
SECURITY|安全管理
障害、疾病、医療、介護に関する情報は、特に配慮を要する個人情報です。当法人は定款にこの点を明記し、個人情報保護法その他関係法令を遵守したうえで、次の安全管理措置を講じます。
記録の利用と共有は、ご本人・ご家族への丁寧な説明と同意を起点とします。同意の範囲はいつでも確認・変更できるようにします。
職種・役割に応じて閲覧・編集できる情報の範囲を制限し、アクセス記録を保存します。不要になった権限は速やかに削除します。
通信・保存データの暗号化、不正アクセス対策など、技術的な安全管理措置を講じ、情報セキュリティ規程に基づいて運用します。
第三者への提供は法令と規程に基づいて厳格に管理します。業務を委託する場合も、委託先管理規程に基づき適切に監督します。
※個人情報の取扱いの詳細はプライバシーポリシーをご覧ください。